院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
11月25日から12月1日までの感染症情報です。
◆インフルエンザの流行期に入っています。
*県内では定点当たりの報告数が全県で3.16と前週の1.53に比べ増加しました。
◆全国でマイコプラズマ肺炎が流行しています。
*県内では定点当たりの報告数が全県で2.31と前週の1.77に比べ増加しました。
◆新型コロナウイルス感染症は例年冬に感染が拡大しています。
*県内では定点当たりの報告数が全県で3.16と前週の2.44に比べ増加しました。
◆手足口病の警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で3.71と前週の3.96に比べ減少しました。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:手足口病(警報基準5、終息基準2)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):三条、上越
水痘(警報基準2):佐渡
手足口病(警報基準5):新発田、長岡、柏崎、糸魚川、上越
急性出血性結膜炎(警報基準1):三条
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和6年第48週 – 新潟県ホームページ
◆クリニック周辺の感染症情報
*一部の小中学校で、インフルエンザAが流行しています。今後感染拡大することが予想されますので、ご注意ください。まだワクチンを接種していない方は、早めに接種しておきましょう。
*中学校以上、大人を中心にCOVID-19が目立つようになってきました。流行動向にご注意ください。
*学童を中心に、マイコプラズマ感染症と思われる呼吸器疾患が流行しています。発熱が長引く、咳嗽の増悪を認める場合は、お早めに受診してください。
*年少児を中心に、目脂、目の充血などの結膜炎症状を訴えるお子さんが増えてきました。目脂などを呈するお子さんとハンドタオル、手ぬぐい、バスタオルなどの共用は避けましょう。
*雪も降り、いよいよ冬になりました。上記のように多彩な感染症が流行しています。体調を崩されている方々は、十分な休養に努め、なるべく早く治してしまいましょう! (小児科 土谷)