1歳6ヶ月健診の役割
見附市の場合、集団健診の形で実施しているので、クリニックや病院で1歳6か月健診を受ける機会は少ないと思います。そのため、簡潔に1歳6か月健診の役割について触れます。
この時期は赤ちゃんが幼児へ変わっていく時期とも言えます。運動面、言語面、生活習慣、社会性において、最低限のことが出来るようになる必要があります。歩行や発語、トイレトレーニングの開始、他の子どもに興味を示すか、養育者と一緒に遊ぶかどうかを確認します。
赤ちゃんのこんなポイントを母子手帳や診察で確認しています!
- 身体発達の評価(体格評価に加えて、頭部、歯、腹部、脚などを診察)
- 一人で歩く(運動機能)
- 積み木を2-3個積むことが出来る
- 意味のある言葉を2-3語話すことが出来る
- 鉛筆でなぐり書きが出来る
- スプーンで食べることが出来る
- 興味のあるものを指さしして示す
- その他:トイレ・トレーニング、栄養面の評価(食事、母乳等)
よくある相談と育児のポイント
子どもとの接し方
生活のリズムをつけるように心がけましょう。具体的には、なるべく決まった時間に起床し、決まった時間に就寝させるようにします。食事や間食も可能な限り決まった時間にとらせると良いでしょう。
一人で積み木などをして遊んでいるときは見守ってあげると良いと思いますが、「おままごと」などの際では、一緒に遊んであげましょう。遊びの中で積み木を上手に積めたり、お片づけが出来た時は必ず褒めてあげましょう。一方、危険な行為や行動をした時は、その場所から遠ざける、危険なものを取り上げるといった行動で注意を促しましょう。言葉で怒っても、この時期の児は理解できませんので、やめましょう。
食事面では、トライ&エラーを繰り返しながら、徐々に1口量を覚えていきます。食べこぼし等が目立つ時期ですが、見守ってあげましょう。手づかみ食べは手と脳の大切なトレーニングです。非常に重要な運動ですので、出来るだけ自主性を促してあげましょう。同様に、スプーンなども徐々に上手に使えるようになっていきます。お子さんに使わせて、見守りましょう。
1歳過ぎたら直ぐに卒乳した方が良いですか?
現在では、お子さんのペースに合わせて卒乳を行うほうが望ましいとされています。1歳を過ぎての授乳継続は、齲歯のリスク要因にもなりますので、寝る前の歯磨きを習慣付けすることが大切です。
言葉が出ない
言葉の理解が出来ていて、表情も豊かで他人にも興味を持って育っている場合は、2歳頃までに言葉が出てくる場合が多いようです。一方、言葉が出ないだけでなく、言葉の理解を含めた遅れがあったり、対人関係やコミュニケーション、行動面で気になる点がある場合は、精査を行い発達を詳しく見る必要があります。
ひとり歩きしない
ひとり歩き以外に気になる点がある場合は精査を行い、発達を詳しく見る必要があります。つかまり立ちが出来ている場合は、遊びの中で立つ練習、歩く練習を行うと良いでしょう。
日常生活での事故、外傷に注意しましょう!
転倒、転落、打撲、交通事故等に要注意です。大人が常に見守りましょう。
1歳6か月健診での診察チェックポイント、よくある相談について触れてみました。保護者の皆様からの相談は非常に多岐にわたります。可能な限り、保護者の皆様が安心できるように説明させて頂きます。また、見附市の集団健診の場合は医師だけでなく保健師さんも出務していますので、疑問点・不安な点などございましたら、遠慮なく質問してください!

