先日、ようやく空き時間が出来たので、1冊読んでみました。

アジア人女性として初めてノーベル文学賞を受賞したハン・ガンという韓国人作家さんの著書です。

 

「すべての、白いものたちの」 ハン・ガン 斎藤真理子訳

時短のため、あとがきを読んでから本文を読んだので何とか理解できましたが、エッセイみたいだけど物語で、抽象的かつ感覚的な筆致で、すごく美しい文章だけど、難解・・・。また時間がある時に、きちんと読み直そうと思います。

 

ちなみに、この本の元のタイトルは「흰」で、日本語に直訳すれば「白い」。

この韓国語は「白い」という形容詞の連体活用形なので、本来は後ろの名詞を修飾する形で用います。そのため、本来「흰」だけでは成立しません。

 

そこで翻訳者の斎藤真理子さんはタイトルを「白い」じゃなくて「すべての、白いものたちの」としています。

ここだけとっても、すごい翻訳力です!

題名のネーミングセンスにも驚かされた1冊でしたw (小児科 土谷)