この間、受験生が受診したもので、受験に関連した話題がないか考えてみました。
そこで、「四当五落」。
僕たちが受験生だった頃によく耳にした言葉で、1日4時間睡眠でがんばった受験生は合格し,5時間以上だと落ちるという意味です。
自分としては、受験生の頃、寝不足だと頭に入らなかったので、個人的には「四当五落」は今も間違いだと考えていてますw
だって、眠いし、起きたらダルいものw
ちょっと古い論文ですが、この論文では記憶の固定には徐波睡眠と呼ばれる深い睡眠段階が重要であることが示されています。
脳波モニター下で、徐波睡眠の際に(起こすことなく)浅い睡眠段階に移行させると、寝る前に行った課題の記憶が低下すること、そして機能的MRIの評価では記憶を符号化する脳の部位である「海馬」の活動が低下することが示されています。要するに、「海馬」が関わる記憶は深い睡眠によって固定されるということです。
脳が睡眠中に取り入れた情報を整理し、記憶として効率的に定着させるためには、睡眠時間を削ることは実にもったいない!
受験生もというより、受験生こそ「睡眠」が重要だと思います。
でも、睡眠する前に記憶する内容がそもそも頭に入ってないとダメなので、睡眠時間を確保できるような「無理のない勉強計画」を普段から実践することが大事です。
そこんとこはお忘れなく。
これから受験の夏を迎えますが、受験生の皆さん!勉強頑張ってくださいw (小児科 土谷)


