院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
9月11日から9月17日までの新潟県内の感染症情報です。
◆新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は全県で20.08です。
*今週の定点当たり報告数は、前週の23.53に比べ、0.85倍に減少しました。
*入院者数は300~400人程度で前週に比べて減少しました。病床使用率は21%程度です。
*重症者2~3人の報告がありました。中等症者数は35~45人程度で、前週に比べ減少しました。
◆定点報告
全県に警報を発令している疾病:手足口病(警報基準5、終息基準2)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):三条
水痘(警報基準2):糸魚川
手足口病(警報基準5):新潟市、三条
ヘルパンギーナ(警報基準6):上越
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和5年第37週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*新型コロナウイルス感染症はピークを越しましたが、学童などで依然として散見されます。
*手足口病は一部の園児を中心に流行が認められます。
*胃腸炎、RSウイルス感染症、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症など多彩な感染症が認められます。
*朝晩の気温も下がり過ごしやすくなってきましたが、それに伴い感冒症状で受診されるお子さんが増えています。気温の寒暖差が大きい時期ですので、体調管理にお気をつけ下さい。 (小児科 土谷)