5月13日から5月19日までの県内の感染症情報です。

◆咽頭結膜熱の警報を発令しています。

＊定点当たりの報告数が全県で1.69と前週の​1.76​​​に比べ減少しました。国の示す終息基準（定点当たり１）を下回るまで警報を継続します。

◆警報を発令している疾患

全県に警報を発令している疾病：咽頭結膜熱（警報基準３、終息基準１）

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：​

　咽頭結膜熱（警報基準３）：新発田、三条

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報基準８）：新発田、三条、十日町、村上、上越

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和6年第20週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

◆クリニック周辺の感染症情報

＊依然として、溶連菌感染症が目立ちます。発熱・咽頭痛・発疹・腹痛などを訴えるお子さんはご注意ください。

＊下痢・嘔吐の消化器症状を訴えるお子さんが増えてきました。手洗い・消毒等をきちんとおこない、家庭内感染を予防しましょう。アルコール消毒等が効きにくいため、石けんと流水による手洗い、うがいといった基本的な感染対策の徹底をお願いします。​​

＊COVID-19、アデノウイルス感染症が散発しています。今後の動向にご注意ください。

＊季節が移り変わる時期で、気温の変動も大きく体調を崩されるお子さんが増えています。お子さんの体調管理に心がけましょう。梅雨シーズンに入る前に、きちんと治してしまいましょうねｗ　（小児科　土谷）