冬だけでなく、夏の暑い時期にも脳卒中は発生します。

今日はその脳卒中かどうかの判断にスマホのツールが有用であるか検討した論文(Computer methods and programs in biomedicine. 2024 Jun;250;108195. doi: 10.1016/j.cmpb.2024.108195.)を簡単に紹介します。

Facial expressions to identify post-stroke: A pilot study – ScienceDirect

 

この研究グループは、脳卒中を発症した14人の患者と11人の健康な人の動画を用いて、開発したAIツールの脳卒中検出能を検証したところ、82%の精度で脳卒中を検出できることが示されました(救急隊員が行うスクリーニングツールと比べて遜色のない検出率)。

あくまで、スマホの便利なツールという前提で・・・。

(病院で行われている診断目的で行う臨床検査の代わりにはなりませんが)患者が脳卒中を発症しているかどうかを救急隊員が現場で判断する際/判断に迷った際、とても役立つものと思われます。今後改良を重ね、感度・特異度ともに更に向上していって欲しいものですねw

 

それにしても、便利な時代になってきました。我々も進歩のスピードに負けないように精進しなければなりませんね! (小児科 土谷)