院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
7月8日から7月14日までの感染症情報です。
◆新型コロナウイルスに注意しましょう。
*定点当たりの報告数が全県で5.97と前週の4.75に比べ増加しました。全国的にも増加しています。
◆咽頭結膜熱の警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で1.65と前週の1.40に比べ増加しました。国の示す終息基準(定点当たり1)を下回るまで警報を継続します。
◆手足口病の警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で15.82と前週の10.67に比べ増加しました。国の示す終息基準(定点当たり2)を下回るまで警報を継続します。
◆警報を発令している疾患
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
咽頭結膜熱(警報基準3):新発田、三条
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):三条
手足口病(警報基準5):新潟市、新発田、新津、三条、長岡、魚沼、南魚沼、十日町、柏崎、糸魚川、上越
ヘルパンギーナ(警報基準6):上越
急性出血性結膜炎(警報基準1):三条
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照して下さい。
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和6年第28週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*依然として溶連菌感染症が流行しています。ご注意ください。
*手足口病が園児を中心に流行しています。
*年齢を問わず、COVID-19が目立つようになってきました。発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控えてください。やむを得ず外出される場合にはマスクを着用するとともに、手洗いの励行など基本的な感染対策の徹底をお願いします。
*RSV感染症が年少児を中心に目立つようになってきました。咳・喘鳴の増悪にご注意ください。
*梅雨明けの知らせが届くようになってきました。本格的な「夏」の到来ももうすぐです!前述したように、周囲では多彩な感染症が流行しています。体調を崩されているお子さんは、夏休みに入る前にきちんと治してしまいましょう。 (小児科 土谷)