院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
7月15日から7月21日までの感染症情報です。
◆新型コロナウイルスに注意しましょう。
*定点当たりの報告数が全県で9.60と前週の5.97に比べ増加しました。全国的にも増加しています。
◆手足口病の警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で19.31と前週の15.82に比べ増加しました。国の示す終息基準(定点当たり2)を下回るまで警報を継続します。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:手足口病(警報基準5、終息基準2)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):村上
手足口病(警報基準5):新潟市、新発田、新津、三条、長岡、魚沼、南魚沼、十日町、柏崎、糸魚川、村上、上越
ヘルパンギーナ(警報基準6):上越
急性出血性結膜炎(警報基準1):三条
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和6年第29週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*溶連菌感染症は断続的に流行しています。
*県内の他の地域同様、手足口病が目立つようになってきました。乳幼児を中心に主に夏季に流行しますが、大人に感染することもあります。感染予防に心がけましょう。
*大人だけでなく、小児にもCOVID-19が散見されます。基本的な感染症対策を徹底しましょう。
*夏休みに入った学校も多いと思います。休み前に流行していた感染症は徐々に下火になりつつあります(溶連菌感染をのぞく)。きちんと治ってから外出しましょう。学生の皆さん、楽しい夏休みをお過ごしください! (小児科 土谷)