8月26日から9月1日までの感染症情報です。

◆新型コロナウイルス感染症に注意しましょう。

＊定点あたりの報告数が全県で12.03と前週の12.77に比べ減少しました。季節性インフルエンザであれば注意報基準に相当する定点当たりの報告数10を超えています。

◆手足口病の警報を発令しています。

＊定点当たりの報告数が全県で4.58と前週の3.53に比べ増加しました。国の示す終息基準（定点当たり２）を下回るまで警報を継続します。

◆警報を発令している疾患

全県に警報を発令している疾病：手足口病（警報基準５、終息基準２）

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：

　手足口病（警報基準５）：新発田、長岡、魚沼、柏崎、村上

　急性出血性結膜炎（警報基準１）：三条

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください。

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和6年第35週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

◆クリニック周辺の感染症情報

＊溶連菌感染症が断続的に認められます。ご注意ください。

＊RSウイルス感染症が乳児・園児に目立ちます。咳、喘鳴の増悪に注意しましょう。

＊COVID-19が家庭内感染以外でも目立つようになってきました。基本的な感染対策をお願いします。

＊朝夕が涼しくなり過ごしやすくなってきました。学校が再開され、発熱・咳嗽などの呼吸器感染症の主訴で来院されるお子さんが増えてきました。一日の寒暖差もあり、天気も周期的に変わるこの時期は体調を崩しやすくなりますので、皆様、くれぐれもご注意ください！　（小児科　土谷）