院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
◆新型コロナウイルス感染症
〇定点当たり報告数は全県で12.98です。今週の定点当たり報告数は、前週の7.88に比べ、1.65倍に増加しました。
○入院者数は120~150人程度で前週に比べて増加しました。病床使用率は11%程度です。
○7/17~7/18の期間で重症者1人、7/19~7/20の期間で重症者2人の報告がありました。中等症者数は15~25人程度で、ほぼ横ばいで推移しています。
〇新型コロナウイルスにかんしては以下のHPを参照してください
新型コロナウイルス感染症について – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆定点報告
全県に警報を発令している疾病:ヘルパンギーナ(警報基準6)、手足口病(警報基準5)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病
手足口病(警報基準5):新潟市、新発田、新津、村上、佐渡
ヘルパンギーナ(警報基準6):新発田、長岡、上越
◆上記以外の感染症情報は以下を参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和5年第29週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*小学生、中学生を中心に新型コロナ感染症の患者さんが増加しています。
*家庭内感染により乳児・年少児も新型コロナ感染症のお子さんが増えてきました。
*年少児ではヘルパンギーナと胃腸炎(下痢症)が依然として多いですが、それ以外にも手足口病、RSウイルス感染症、アデノウイルス感染症、溶連菌感染症など多彩な感染症を見かけます。
*小学生以上の世代では夏休みに入りました。外出する頻度が増えると思いますが、前述のように多彩な感染症が流行しています。体調の悪いお子さんは外出を控えること、外出する際は(可能な範囲で構いませんので)感染症対策を実施しましょう。
熱中症に気をつけ、楽しい夏休みをお過ごしください! (小児科 土谷)