けいれん発作を目の当たりにしたことがある方はわかると思いますが、初めてみると「とても長く」感じます。

実際、痙攣発作が何分も持続することは少ないのですが、大体どれくらい持続するか、知識として知っておくと多少は精神安定剤になると思いますｗ

そこで、今日は発作の持続時間に関する論文（Epilepsia. 2023;64:469–478.）から結果のみ紹介します。

上図から、全般てんかんのGTCSは１分ちょっと、二次性全般化は2分弱くらいで、意識減損発作（FIAS）の中央値は１分前後であるものの振り幅は大きいみたいです。臨床での感覚とかなり近いと思います。

発作型に応じた発作の持続時間の違いが視覚的に伝わるので、このように図で示してくれるとわかりやすいですねｗ　（小児科　土谷）