院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
3月25日から3月31日までの県内の感染症情報です。
◆インフルエンザの警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で24.12と前週の29.05に比べ減少しました。国の示す終息基準(定点当たり10)を下回るまで警報を継続します。
◆咽頭結膜熱の警報を発令しています。
*定点当たりの報告数が全県で1.64と前週の2.18に比べ減少しました。国の示す終息基準(定点当たり1)を下回るまで警報を継続します。
◆警報を発令している疾患
全県に警報を発令している疾病:咽頭結膜熱(警報基準3、終息基準1)
インフルエンザ(警報基準30、終息基準10)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
インフルエンザ(警報基準30):村上、上越
咽頭結膜熱(警報基準3):新発田、三条、柏崎、村上
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):新発田、三条、村上
急性出血性結膜炎(警報基準1):三条
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和6年第13週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*依然として溶連菌感染症が目立ちます。ご注意ください。
*インフルエンザ(B>A)が春休み中にも関わらず散発しています。発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控えましょう。
*下痢・嘔吐といった胃腸炎症状で来院されるお子さんが増えてきました。手洗いの励行など基本的な感染対策の徹底をおねがいします。
*一部の園でCOVID-19が流行しているほか、家庭内感染で罹患される方が増えてきました。今後の動向にご注意ください。
*いよいよ4月です。新学期が始まります。春休み中に感染症の流行が完全に下火にならなかったこともあり、学校再開後にさまざまな感染症が再度流行することが懸念されます。発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控え、きちんと治ってから登校・登園しましょう。 (小児科 土谷)