院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
6/12~6/18の感染症発生状況の週報(速報値)です。
《COVID-19》
*新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は全県で4.82です。
*今週の定点当たり報告数は、前週の5.49に比べ、0.88倍に減少しました。
*入院者数は90~120人程度、病床使用率は9~11%程度で、前週と比較して減少しました。
*重症者は、1~2人の報告がありました。中等症者数は4~10人程度で、前週と比較して減少しました。
《感染性胃腸炎》
*定点当たりの報告数は全県で6.56となり、前週の5.56に比べ増加しました。
《その他》
*国の示す警報基準以上となった管内のある疾病
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):三条
感染性胃腸炎(警報基準20):上越
手足口病(警報基準5)新発田、佐渡
ヘルパンギーナ(警報基準6):新津
*それ以外の感染症に関する情報は下記を参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和5年第24週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
*見附周辺では、発熱・咽頭痛の感冒症状を訴える患者さんが相変わらず多いです。感染性胃腸炎も依然として多く認められています。
*RSウイルス感染症、溶連菌感染症、ヘルパンギーナなどバリエーションは豊富です。
*まだ梅雨の最中で、体調が崩しやすいシーズンです。体調管理に気をつけましょう。 (小児科 土谷)