院長先生のブログ
新型インフルエンザ対策の日
2009年4月13日に初めて新型インフルエンザ(いわゆる豚インフルエンザ)の患者がメキシコで確認され、その後に亡くなってしまう症例が発生しました。その後、全世界に感染拡大し、WHOがパンデミックと宣言するに至ったことは、奇しくもCOVID-19の最中ということもあり、まだ記憶に新しい方も多いと思います。
練馬桜台クリニックの永野正史理事長が、多くの感染者や患者を発生させるパンデミックへの備えを怠らないことへの警鐘を兼ねて4月13日を「新型インフルエンザ対策の日」に制定しています。
このときの総括・反省が活かされていれば、今回のSARS-Cov-2によるパンデミックも、また違ったものになっていたかもしれません。
個人で出来ることには限りがあるので(もちろん、自己研鑽を積み、来るべき時に備える努力を続けますが)、国・組織として、長期的な視野をもって取り組んでいって欲しいものです。
・・次のパンデミックが来なければ、こんな心配しなくても良いんでしょうけど。。(小児科 土谷)