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見附市小児科 2023年春開院 みつけこどもクリニック | 小児科一般診療・予防接種・乳児健診 見附市

喘息の一次予防②

引き続き喘息の一次予防に関連して。今回は喫煙/受動喫煙についてです。

 

妊娠中の母親の喫煙や出生後の子どもの受動喫煙が児の喘息発症のリスクを上げることは、誰でも容易に想像できると思います。9歳までの喘息発症と環境要因の関連について調べたシステマティックレビュー(BMJ Open. 2014 Nov 24;4(11):e006554. doi: 10.1136/bmjopen-2014-006554.)では、①受動喫煙、②化学物質、③カビ、④大気汚染物質の吸入、⑤妊娠中の母親の食事、⑥呼吸器感染ウイルス、が喘息発症のリスクを増加させる(オッズ比:1.5~2.0の増加)とされています。

A systematic review of associations between environmental exposures and development of asthma in children aged up to 9 years | BMJ Open

3歳までにアトピー性皮膚炎を発症した子どもが、8歳までに喘息を発症するリスク因子のひとつにも、3歳前の受動喫煙が挙げられています(Pediatr Allergy Immunol. 2018 Mar;29(2):159-165. doi: 10.1111/pai.12835. Epub 2017 Dec 19.)。

Risk factors for asthma occurrence in children with early‐onset atopic dermatitis: An 8‐year follow‐up study – Huang – 2018 – Pediatric Allergy and Immunology – Wiley Online Library

 

受動喫煙は確実に避けられるリスクです。(喘息発症のリスクだけでなく、さまざまな疾病リスクとなることが知られています)。

お子さんのためにも早めに禁煙すると良いと思います。 (小児科 土谷)

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