院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
10月16日から10月22日までの新潟県内の感染症情報です。
◆新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は全県で3.70です。
*今週の定点当たり報告数は、前週の3.38に比べ、1.09倍に増加しました。
*新型コロナウイルス感染症入院サーベイランスにおいて、県内13の基幹定点医療機関からの定点当たりの報告数は2.38(実数31例)と前週の1.46(実数19例)に比べ増加しました。
◆インフルエンザは流行期に入っています。
*定点当たりの報告数が全県で7.67と前週の3.53に比べ増加しました。
◆定点報告
全県に警報を発令している疾病:手足口病(警報基準5、終息基準2)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
手足口病(警報基準5):新潟市、長岡
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和5年第42週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*インフルエンザAが流行しています。基本的な感染対策をお願いします。
*咽頭痛を訴えるお子さんに溶連菌感染症が多く認められます。ご注意ください。
*ピークは越えましたが、COVID-19、手足口病、急性胃腸炎がまだ認められます。ご注意ください。
*寒暖差も大きく、体調を崩されるお子さんが目立ちます。体調管理に気を付けましょう。
*学校などでのイベントを契機に、クラスターによる集団感染と思われるケースが散見されます。室内でのイベントでは換気を行うとともに、基本的な感染症対策を徹底しましょう。 (小児科 土谷)