院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
11月6日から11月12日までの新潟県内の感染症情報です。
◆新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は全県で2.30です。
*今週の定点当たり報告数は、前週の2.09に比べ、1.10倍に増加しました。
*新型コロナウイルス感染症入院サーベイランスにおいて、県内13の基幹定点医療機関からの定点当たりの報告数は0.62(実数8例)と前週の1.00(実数13例)に比べ減少しました。
◆インフルエンザの定点当たりの報告数が国の示す注意報基準を超えています。
*定点当たりの報告数が全県で13.55と前週の14.24に比べ減少しました。国の示す注意報基準(定点当たり10)を超えています。
◆定点報告
全県に警報を発令している疾病:
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
咽頭結膜熱(警報基準3):新潟市、三条
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):三条
急性出血性結膜炎(警報基準1):三条
◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照してください
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和5年第45週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*ピークは越えつつありますが、インフルエンザAが散見されます。ご注意ください。
*溶連菌感染症、アデノウイルス感染症が一部の保育園で流行しています。ご注意ください。
*COVID-19の地域流行は認められませんが、陽性例が散見されております。地域からSARS-Cov-2ウイルスがいなくなった訳ではないので、感染症対策を継続しましょう。
*胃腸炎症状を訴えるお子さんが増えています。手洗いを徹底するとともに、食品管理・自宅や学校での感染症対策を徹底しましょう。
*一気に寒くなり、冬の足音がすぐそこまで聞こえて来ました。寒い時期は室内換気や手洗いが疎かになりがちです。冬場の感染症の流行を防ぐため、(寒いけど)きちんとしましょうねw (小児科 土谷)