4月1日から4月7日までの県内の感染症情報です。

 

◆インフルエンザの警報を発令しています。​

＊定点当たりの報告数が全県で10.25と前週の​24.12​に比べ減少しました。国の示す終息基準（定点当たり10）を下回るまで警報を継続します。

◆咽頭結膜熱の警報を発令しています。

＊定点当たりの報告数が全県で1.85と前週の​1.64​に比べ増加しました。国の示す終息基準（定点当たり１）を下回るまで警報を継続します。

 

◆警報を発令している疾患

全県に警報を発令している疾病：咽頭結膜熱（警報基準３、終息基準１）

　　　　　　　　　　　　　　　インフルエンザ（警報基準30、終息基準10）

国の示す警報基準以上となった管内のある疾病：​

　咽頭結膜熱（警報基準３）：新発田、三条、上越

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報基準８）：新発田、三条、柏崎

　急性出血性結膜炎（警報基準１）:三条

 

◆上記以外の感染症に関する情報は下記HPを参照して下さい。

新潟県感染症情報（週報速報版）をお知らせします　令和6年第14週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)

 

◆クリニック周辺の感染症情報

＊春休みを経て、学童・年長児のインフルエンザのピークは越えましたが、散発しており新学期開始後に再度流行する可能性があります。ご注意下さい。

＊園児を中心にCOVID-19を見かけます。感染対策を行いにくい年齢層であるため、今後の流行が拡がる懸念があります。ご注意下さい。

＊溶連菌感染症は断続的に地域で流行しています。

＊先週から、嘔吐・下痢を呈するお子さんが増えています。手洗い等、基本的な感染対策を徹底しましょう。

 

＊桜も咲き、暖かな（暑い？）日も増えてきました。急激な気温の変化で体調を崩されるお子さんが増えています。もう少しでGWです。GWまでにきちんと体調を整えてしまいましょう。（小児科　土谷）