院長先生のブログ
AED普及のきっかけは?
高円宮さまが2002年11月21日に47歳という若さでお亡くなりになりました。
スカッシュ中に心室細動を起こしたことが原因だとされています。そのときに多くの医療関係者が共有した思いは、もし現場にAEDがあって、周囲の人達がAEDを使えば一命を取り留めたことが出来たかもしれない、というものでした。当時、AEDの使用は医師や救急救命士らに限られていましたが、この不幸を一つの契機に、国内でAEDへの理解が急速に広まり、2004年7月から一般市民がAEDを使えるようになりました。
高円宮さまが生前に作った曲が今、AED普及のシンボルとしても歌われていることをご存知ですか?
曲の名は「君の瞳」です。
宮内庁によると、高円宮さまが学習院中等科のころに作詞作曲したもので、生前、友人で歌手の青木まり子さんに送り、歌ってもらいたいと伝えていた曲です。
前述したとおり、この曲はAED普及のテーマソングとして各地の心肺蘇生講習会などで流されています。
あなたにしか救えない大切な命~君の瞳とともに – YouTube
YouTubeでも視聴可能です!「まだだ!」「見たことない!」という方は時間を見つけて是非ご覧になってみて下さい!心にグッとくる動画です! (小児科 土谷)