院長先生のブログ
新潟県の感染症情報
8/7~8/13までの新潟県の感染症情報です。
◆新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は全県で15.70です。
○今週の定点当たり報告数は、前週の18.71に比べ、0.84倍に減少しました。
○入院者数は270~330人程度で前週に比べて増加しました。病床使用率は25%程度です。
○8/7~8/9の期間で重症者2人、8/11~8/13の期間で重症者1人の報告がありました。
中等症者数は30~40人程度で、前週に比べ増加しました。
◆定点報告
*全県に警報を発令している疾病
手足口病(警報基準5、終息基準2)、ヘルパンギーナ(警報基準6、終息基準2)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病
〇水痘(警報基準2):糸魚川
〇手足口病(警報基準5):新潟市、新発田、村上、佐渡
〇ヘルパンギーナ(警報基準6):柏崎、上越
◆それ以外の感染症に関する情報は下記HPをご覧下さい
新潟県感染症情報(週報速報版)をお知らせします 令和5年第32週 – 新潟県ホームページ (niigata.lg.jp)
◆クリニック周辺の感染症情報
*新型コロナウイルス感染症が多く認められます。減りつつあった学童の感染者がお盆過ぎから再度増加してきた印象です。低年齢のお子さんの感染者も数多く認められます。
*RSウイルス感染症、溶連菌感染症、ヘルパンギーナ、感染性腸炎を見かけます。
*夏休み明けに新型コロナウイルス感染者が急増する可能性があります。感染対策をきちんと行いましょう。 (小児科 土谷)