院長先生のブログ
大人の朝食欠食問題
昨日は子どもの朝食欠食について書きましたが、大人の問題でもあるのです。
20~30代を中心とした世代(これから親となる世代/現役親世代)で、朝食欠食率が高いことが知られています。若干古いデータ(平成27年度 乳幼児栄養調査)ですが、親(母)の朝食習慣に欠食がある場合、子どもの欠食傾向が増加する傾向にあることがわかります。
平成27年度 乳幼児栄養調査結果の概要 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
朝食の欠食は子どもだけでなく、大人自身のデメリット(体温が上がりにくいことで日中の眠気に繋がる、便秘を招く、集中力低下、肥満の原因など)となります。
子どもに朝食を食べる習慣を付けさせるためにも、我々大人も朝食を抜かないように心がけましょう。 (小児科 土谷)