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見附市小児科 2023年春開院 みつけこどもクリニック | 小児科一般診療・予防接種・乳児健診 見附市

新潟の大学生が頑張っています

11月5日の新潟日報の記事からの抜粋です。

新型コロナウイルス、ワクチン接種率が高いほど感染者・死亡者は少ない・新潟医療福祉大生が傾向を分析 「効果実感、今後の対策にデータ活用を」 | 新潟日報デジタルプラス (niigata-nippo.co.jp)

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 新潟医療福祉大学(新潟市北区)の4年生6人が、新潟県内における新型コロナウイルス感染の特徴をまとめた。2021年6月〜22年9月の流行第5〜7波では、新潟県は人口10万人当たりの死亡者数が全国で最も少なかった。全国的にワクチン接種率が高いほど、感染者と死亡者が少ない傾向があると再確認できたとしている。
 まとめたのは、医療経営管理学部の石上和男教授ゼミのメンバー。昨年11月から取り組んできた。
 変異株のデルタ株が流行し始めた2021年6月29日から、感染者の全数把握を簡略化した22年9月26日までのデータを使用。全都道府県ごとに1日当たりの感染者数を抽出し、人口10万人当たりの感染者数と死亡者数などをまとめた。
 新潟県は、人口10万人当たりの感染者数が約1万356人で全国43位と低く、死亡者数は約4・78人で、全国で最も少なかった。
 一方で、3〜5回目のワクチン接種率は56%で全国で3番目に高かった。全都道府県のワクチン接種率と感染者数、死亡者数の相関関係を調べると、接種率の高低が感染者数と死亡者数の増減に影響していることがうかがえた。副ゼミ長の白井菜々さん(21)は「ワクチンを疑問視する人がいるが、今回の分析で効果を実感した」と語る。

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上の記事のグラフを見ると、「単なる相関」に過ぎませんが、ワクチン接種率の低い地域で高い死亡者数であることは明らかです。今回の結果が単なる相関なのか因果関係を示すものなのか、今後の解析結果が待ち遠しいですねw

 

そして、大学生が関心をもって、新型コロナ感染症やワクチンの効果に関連するデータをまとめ、発表することは(色んな意味で)非常に良いことだと思います。

皆様の今後のご活躍に期待しております。頑張ってください! (小児科 土谷)

 

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