院長先生のブログ
PADから20周年

1956年に人に対して最初の体外式除細動器での心室細動に対する除細動が行われたようです。
1965-1968年には携帯型の除細動器が開発され、1978年には一般市民が使用できるAEDの原型ができたとされています。
日本で一般市民にAEDが開放され、Public Access Defibrillation (PAD)ができるようになったのは2004年です。
今年2024年はPADから20周年の節目の年です。
今後、各地でいろいろなイベントが開催されることでしょう。
AEDも設置台数が増えていますが、残念ながら、まだまだ使用率の向上には繋がっていません。
「全国に約67万台あるのに…」心停止後のAED使用率はわずか4.3%。医師が“無料アプリ登録者100万人”を目指す理由 | MOREDOOR
ぜひAEDを有効活用して一人でも多くの方を救命できる社会の実現を目指していきましょう! (小児科 土谷)