院長先生のブログ
節分の窒息・誤えんに注意しよう
もうすぐ節分です。
節分に「豆まき」をするご家庭もきっと多いことでしょう。
でも、小さなお子さんがいる場合、窒息・誤えんしないよう、注意が必要です!
豆まきの窒息・誤えん
子どもは、口にモノを入れたまま、走ったり、笑ったり、泣いたりすると、意図せずそれらを吸い込んでしまい、窒息・誤えんするリスクがあります。豆のような小さな異物の場合、気管に入り込んでしまうこともあります。
子どもは、豆まき後の豆を拾って口に入れることが多いため、豆に触らないように保護者が注意する必要があります。
子どもが窒息したときの応急処置
異物の誤えんに対する応急処置を確認しておきましょう。
消費者庁から分かりやすい動画が公開されているので、ご覧ください。具体的な応急処置は、3分40秒あたりから始まります。
【消費者安全調査委員会】窒息事故から子どもを守る! – YouTube
窒息・誤えんの事故に気づいたら、「落ち着いて」救急車を呼び(119番)、救急車が到着するまでの間は応急処置を続けましょう。救急車がつながらないときは、「子ども医療電話相談(#8000)」、「救急安心センター(#7119)」を利用しても良いでしょう。 (小児科 土谷)